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人通り 平日の公設市場最多 観光客でにぎわい

5/30(火) 5:00配信

琉球新報

 那覇市がこのほどまとめた2016年度の「中心商店街通行量調査報告書」によると、平日の中心商店街の通行量では第一牧志公設市場北東付近が最も多く、1日で1万8684人だった。多くのビジネスマンが行き来するパレットイベント広場前よりも公設市場周辺の方が人通りが多かった。市経済観光部は「観光での来訪者が多いのでは」と推測した。
 通行量調査は1983年から始めており、2014年度以降は毎年実施している。16年度は16年12月8日に平日、12月11日に休日の通行量を調べた。調査地点は国際通りから平和通り、県庁前など中心商店街の19地点。午前10時から午後7時まで1時間おきに延べ5時間を調査。中学生以上の徒歩通行者を対象に数えた。

 平日全体の通行量は16万1511人、休日は18万879人だった。休日で最も多かったのはテンブス館広場前で1万4914人だった。市は「日曜のトランジットモールが大きな集客力になっている」とみる。

 過去10年継続し調査している地点のみで推移を調べると、平日は9万7925人で10年前の11万1816人には届かなかったが、前年度より6555人増えた。休日の通行量は11万7856人で10年で最も多かった。

 平日最も通行量が多かった公設市場付近は、16年度調査から初めて調査対象になった。市民意識調査で公設市場などマチグヮーに行くと答えた市民が減少傾向にあったが、通行量は中心商店街の中で突出して多かった。今回の調査では歩いている人の属性は調べていないが、目視では「修学旅行生や中国系の観光客が目立っていた」とした。

 ほかにも、国際通りの中心である国際大通り、国際中央通りで通行量が昨年度より増えているほか、平和通りや平日の水上店舗沿い、沖映通り、パラダイス通り、壺屋やちむん通りも増加傾向にあった。一方、休日の浮島通りや休日の水上店舗沿いは昨年度よりも減少傾向だった。

 市は「市街地活性化の事業の参考にしたい」と述べた。

琉球新報社

最終更新:5/30(火) 5:00
琉球新報