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溝口氏支援実態に濃淡 推薦の動き広がり 自民県連支部

5/30(火) 7:36配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 6月8日告示、25日投開票の知事選に県連として自主投票で臨む方針を決めた自民党で、バルセロナ五輪柔道女子銀メダリスト溝口紀子氏(45)を支部単位で推薦する動きが広がりを見せている。29日現在で67支部のうち15支部。ただ、推薦しても実質的な支援態勢を取らない支部も多く、どこまで後押しにつながるかは見通せない。県連に倣って自主投票を決めた支部も少なくとも10支部以上あり、対応が分かれている。

 いち早く溝口氏の推薦を決めた静岡市4支部は、静岡市議と溝口氏の顔を並べたポスターを作成。静岡市駿河区の後援会事務所には静岡市議が当番制で詰めるなど、組織力のない溝口氏を手厚く支える。剣持邦昭支部長は静岡市の事務所開きで「自民党県連は候補者を擁立できなかったが、溝口氏推薦は間違いでないと確信している」と強調した。

 しかし、支部推薦に資金的な支援などの規定はなく、推薦を出した支部の間にも対応に濃淡がある。ある県西部支部の関係者は「推薦を決めたと言ってもこれといった対応はない。ポスター貼りを手伝うぐらいかもしれない」と冷めた見方を示した。

 「溝口氏の人物も政策も分からない」などとして、3選を目指す川勝平太氏(68)を支援しない前提で県連と同様に自主投票を決めた支部も多い。知事選に関する協議自体を行わず、これといった決定をしないまま知事選を迎える支部も複数ある。

静岡新聞社