ここから本文です

欧州市場サマリー(29日)

5/30(火) 3:55配信

ロイター

[29日 ロイター] - <為替> 英ポンドが先週の急落から持ち直した。週末に公表された世論調査で、メイ首相が率いる与党・保守党が来週実施の総選挙で依然として勝利すると見込まれていることが支援した。

ポンドは0.2─0.3%上昇し、対ドル<GBP=>で1.2837ドル、対ユーロ<EURGBP=>では87.07ペンスをつけた。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 休場

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 小幅安。イタリアが秋にも総選挙を実施する公算が高まるなか、同国株が急落した。米英市場などが休場となるなか、全般的に薄商いだった。

レンツィ前首相は28日のインタビューで、いわゆるドイツの選挙制度採用に向けた合意は可能と発言、その一方で団結が難しくなる恐れのある連立政権につながる可能性を指摘した。さらに総選挙はドイツと同時期の9月下旬の実施が妥当との見解を示した。

イタリア国債利回りが上昇するなか、同国の銀行株<.FTIT8300>は3.3%安、約4カ月ぶりの大幅な値下がりとなった。インテサ・サンパオロ<ISP.MI>、ウニクレディト<CRDI.MI>がそれぞれ2%、4%下落した。一方、ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセス<LXSG.DE>は6.7%上昇。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ<BRKa.N>が同社の3%を取得したことが明らかとなった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> イタリアが秋にも総選挙を前倒しで実施する可能性が高まり、同国の国債利回りが跳ね上がった。イタリア10年債<IT10YT=TWEB>は一時10ベーシスポイント(bp)急上昇。ドイツ10年物国債との利回り格差は2週間ぶりの水準となる186bpに拡大した。

イタリアでは、反体制派政党「五つ星運動」が比例代表に基づく選挙制度への支持を決定。これで民主党(PD)含め、主要4政党が選挙改革案への支持をほぼ固めたことで、秋にも総選挙を実施する公算が高まっている。

独10年債利回り<DE10YT=TWEB>は2.5bp低下し、1カ月ぶりの低水準となる0.31%をつけた。その他の高格付け国債の利回りも総じて1─2bp低下した。

独10年債利回りは足元、急激な金融緩和策の解除はないとの立場を政策当局者が示していることで、5月半ばにつけたピークの0.46%から低下基調にある。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

最終更新:6/9(金) 17:55
ロイター