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30日から株主総会 株主還元や成長戦略注目

5/30(火) 7:45配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県内に本社や主要拠点を置く3月期決算の上場企業の株主総会が30日のスクロールを皮切りに始まる。6月15日から本格化し、29日が集中日になる見通し。円高や消費低迷の逆風を受けながら高水準の最終利益を上げた企業の株主への利益還元や、不透明な世界情勢が続く中、各社が成長戦略をどう提示するかも注目される。

 最高益を上げたスズキ、アイ・テック、村上開明堂、ヨシコンなどは期末配当の増配を提案する。本年度から新中期経営計画をスタートさせた静岡銀行やエンシュウ、遠州トラック、TOKAIホールディングスなどは、攻めの投資や人手不足社会を踏まえた経営の方向性などを説明するとみられる。

 企業統治(コーポレート・ガバナンス)関連では、中長期の企業価値向上に対する役員の貢献度を高める狙いで、新しい株式報酬制度の導入を目指す企業もある。小糸製作所は取締役(社外除く)に譲渡制限付き株式を割り当てる制度、焼津水産化学工業は信託による株式報酬制度導入に関して承認を求める。日程は、29日がスズキやはごろもフーズなど最多の14社、23日は清水銀行や東芝機械など10社が予定している。

静岡新聞社