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【英国】政党支持率、労働党が追い上げ 保守党トップもテロなど響く

5/30(火) 11:45配信

NNA

 メイ英首相率いる与党・保守党が、支持率で最大野党・労働党に追い上げられている。6月8日に下院(定数650)選挙を控える中、マンチェスターで発生した自爆テロなどが影響を及ぼしたようだ。複数の世論調査から、このような結果が明らかになった。
 インターネット調査会社ユーガブ(YouGov)は5月25~26日に、2,003人を対象に調査を実施。保守党の支持率は43%と依然としてトップだが、労働党(36%)との差は7ポイントと、1週間前の9ポイントから縮小している。また、コムレス(ComRes)が24~26日に2,024人に尋ねた調査では、保守党の支持率が46%、労働党は30%。差は13日の18ポイントから12ポイントに縮まった。このほか、オピニウム(Opinium)の調査では10ポイント、ORBインターナショナルの調査では6ポイントにそれぞれ低下している。
 一方、英国の欧州連合(EU)残留を支持していた自由民主党の支持率は、いずれの調査でも7~9%だった。英国独立党(UKIP)は4~5%にとどまっている。
 5月4日に実施された地方選挙は、保守党が地滑り的な勝利を収めた一方、労働党は大きく議席を減らした。自由民主党も勢力を弱め、UKIPは大敗を喫した。メイ首相は先に、総選挙に向けた保守党の党マニフェストを発表。年金改革や社会的介護の費用負担増など同党がタブーとしてきた分野に踏み込むと同時に、サッチャー式自由経済とは一線を画す姿勢を強調したが、これが国民の不満を買ったとの見方もある。

最終更新:5/30(火) 11:45
NNA