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【世界卓球】“打倒・美宇”へ中国のなりふり構わぬ作戦とは

5/30(火) 16:45配信

東スポWeb

 本気も本気の中国を再び17歳が破るか。卓球の世界選手権個人戦が29日、ドイツ・デュッセルドルフで開幕した。4月のアジア選手権(中国)で中国トップ3に勝ち優勝した平野美宇(エリートアカデミー)は順当に勝ち進めば、準々決勝で五輪銅メダリストのフェン・ティアンウェイ(30=シンガポール)と対戦。中国の世界ランキング上位とは準決勝以降で対決することになった。

 金メダル獲得のためには、打倒・中国は至上命令。アジア選手権で平野に敗れた世界ランク1位で前回覇者の丁寧(26)ら中国勢も、4人の仮想・平野をつくり17歳対策を講じてきた。リベンジのためだが、王国ならではの発奮材料もある。

 中国ポータルサイトの捜狐体育によれば、中国代表の劉国梁総監督(41)は「今大会は2020年東京五輪までの5大決戦の初戦。五輪メダリストと若手による新旧交代が大きなテーマだ」と話している。今大会から18、19、20年の世界選手権、そして五輪本番を「5大決戦」と掲げ、東京までの課題を設けた。ベテランも新人も、まず今大会で結果を出さなければ20年は見えてこないとあって、中国国内での争いを制するためにも負けられないのだ。

 この日に行われた記者会見で平野はその丁寧とともに登場し、注目度の高さをうかがわせた。「今回さらに上を目指して、メダルを目指して頑張りたい」と意気込みを語ったが、超マジモードの中国勢に再び勝てば、東京五輪金メダルがぐっと近づきそうだ。

最終更新:5/30(火) 16:45
東スポWeb