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伊勢氏が提言 阪神の秘策は「逃げ恥ローテ」と「糸井先生」

5/30(火) 16:45配信

東スポWeb

 3カード連続負け越しで首位陥落した金本阪神がVの行方を占う交流戦に突入する。昨季は5連敗を喫するなどパ球団に7勝11敗と負け越し、失速のきっかけとなったが、今年はどう戦えばいいのか。本紙評論家の伊勢孝夫氏は鬼門突破の“秘策”として「逃げ恥ローテ」と「糸井先生」を緊急提言した。

【伊勢孝夫 新IDアナライザー】2位に転落した阪神にとっては悪い流れの中での交流戦スタートと見る向きは多いだろうが、心配は無用だ。セ・リーグ屈指の先発投手陣の存在があるからだ。藤浪の二軍降格は痛いものの、メッセンジャー、秋山、能見の3人はパ・リーグの打者が相手でも安定して試合をつくれるはず。この3人が先発する試合をいかにものにできるかが勝負の分かれ目になる。

 そこで提案したいのが“逃げ恥ローテ”だ。昨年ヒットしたドラマにちなんで…というわけではないが、私が言いたいのは勝つ確率を上げるために相手投手を見てローテを組み替えるということ。楽天・則本、オリックス・金子、ソフトバンク・千賀、西武・菊池らパのエース級はそう打てるものではない。メッセンジャー、秋山、能見らが好投しても打線が援護できずに敗戦…というリスクは高い。それならば徹底的にその3人をエース級との対決から遠ざけるのがベスト。そこは逃げるが勝ち。交流戦で貯金しようと思うならばそこまでやることが必要だ。

 さらに今年はFAで加入した“糸井先生”の存在も大きい。日本ハム、オリックスで主力を張ってきた糸井の“パ・リーグ生情報”は必ず大きな武器になる。投手の配球や球のキレなどは実際、打席に立った選手にしか分からないことも多々あるからだ。ましてや糸井は昨季パ・リーグで盗塁王を獲得しているとあって、けん制のクセや回数など塁に出たときに役立つ情報を持っている。これらは相手チームにとっても脅威のはずだ。

 スコアラーからの情報はもちろん大事だが、ミーティングでは糸井が音頭を取って情報をどんどん他の選手にも伝えるべき。また、首脳陣や選手も糸井を質問攻めにし、情報をフル活用することが必要だ。

 チームが停滞気味とあって金本監督は交流戦を前に「左投手はまだ怖いだろうし、まずは右から慣らしていこうかな」と鼻骨骨折した鳥谷のスタメン復帰を示唆するなど起爆剤を求めていたそうだが、ロッテ、日本ハム、オリックスとBクラスチームと先に当たるのも好都合だ。いずれにしろ交流戦を乗り切るためには万策を尽くしてほしい。(本紙評論家)

最終更新:5/30(火) 16:45
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