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大関確実の高安 名古屋場所は“稀勢の里次第”?

5/30(火) 16:45配信

東スポWeb

 新大関に意外な懸念材料? 大相撲夏場所で大関昇進を確実にした関脇高安(27=田子ノ浦)が29日、東京・江戸川区の部屋で会見し「何とか結果を出すことができたのでうれしい。ずっと緊張感がありましたから、解放されてホッとしている」と心境を明かした。

 前夜には兄弟子の横綱稀勢の里(30)から「おめでとう」と祝福され「言葉の数は少なかったですけど、すごくうれしかった。今の自分があるのは横綱のおかげ」と感謝の思いを口にした。今後は31日に開かれる日本相撲協会の臨時理事会を経て正式に「大関高安」が誕生する。「(横綱を)目指せる場所まで上がってきましたから。もちろん次は優勝を目指してやります」と早くも“自覚”をのぞかせた。

 一方で気になるのが、稀勢の里の動向だ。夏場所では左上腕と左胸のケガの影響で11日目から途中休場。現時点で復帰までの道筋は見えていない。この日に東京・両国国技館で開かれた横綱審議委員会では一部の委員から稀勢の里に対して休場を求める意見も出た。

 北村正任委員長(76=毎日新聞社名誉顧問)は「横綱として土俵に上がる以上は万全の体をつくってほしい。全員ではないが、委員の中には『名古屋場所は休場してキチッと治してもらったほうがいい』という意見もあった」と明かした。

 高安にとっても、兄弟子の回復次第では調整方法が大きく左右される。実際、夏場所前は稀勢の里が万全ではなかったため、稽古相手を求めて連日にわたる出稽古を余儀なくされた。名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)は新大関として本気で賜杯を狙いにいくだけに、少なからず影響を受けることになりそうだ。

最終更新:5/30(火) 16:45
東スポWeb