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半世紀前の川崎駅前再現 東海道かわさき宿交流館で大型立体模型展 /神奈川

5/30(火) 16:38配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 東海道かわさき宿交流館(川崎区本町1)では現在、川崎駅東口周辺を再現した模型を展示する企画展「大型立体模型で見る 50年前の川崎駅前」を開催している。(川崎経済新聞)

戦後からの風景の変化を時系列に並べた写真パネル

 模型は、2013年に川崎市市民ミュージアム(中原区等々力1)の企画展で展示されたもの。1963(昭和38)年当時の川崎駅東口が、200分の1のスケールで作られた。

日航ビルや駅ビルなどの建物、京急電鉄線路が高架化される前に人々を悩ませていた踏切や、路面を走る市電などが再現された。今はない岡田屋・さいか屋・小美屋の3つのデパートの模型を指さし、「ああ、なつかしい。デパート上の遊園地に行ったなあ」など、思い出を語り合う高齢者の姿も見られる。

 模型だけでなく、写真パネルの展示と映像も上映している。空襲で焼け野原となった市街地から、ビルが立ち並び、京急線高架化の工事が始まる様子など、街並みの変化が時系列に展示されている。映像は、1952(昭和27)年から1972(昭和47)年まで、映画館上映前に放送された「映画ニュース」の川崎市内版が約57分に編集されたもの。今はなき川崎大師地区のノリ養殖の様子や、当時のごみ収集の方法、55年の川崎国体など、当時の人々の暮らしぶりを伝えている。

 東海道かわさき宿交流館は、東海道川崎宿の歴史・文化を伝え、地域活動・交流の拠点として、2013年10月に開館。2階は江戸時代の、3階は明治以降の川崎の様子を伝えている。品川からの東海道を歩くツアーの拠点としての利用が多く、今年4月末までの延べ来館者数は18万5000人。

 副館長の小笠原功さんは「今後も歴史の面白さ・分かりやすさ・親しみやすさを重視した企画展を開催していきたい」と話す。

 開館時間は9時~17時。月曜休館(月曜が祝日の日は翌日休館)。入場無料。7月30日まで。

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