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卓球中国女子代表監督「重大な規律違反」で強制帰国…賭博関与か、香港メディア報じる

5/31(水) 6:33配信

スポーツ報知

 【デュッセルドルフ(ドイツ)30日=林直史】卓球の世界選手権で、日本の最大のライバルにお家騒動が勃発した。中国卓球協会は賭博に関与したとの一部報道を受け、女子代表の孔令輝監督(41)を停職処分にしたと発表。国営通信新華社によると、孔氏は共産党員で国家公務員でもあり、「重大な規律違反」として大会中のドイツから帰国させ、詳しく調査する方針。

 29日の香港メディアの報道によると、孔氏は2015年2月にシンガポールのカジノで賭博資金として日本円で約8000万円を借り入れた。その後、約半分しか返済しておらず、カジノ側が香港の裁判所で返済を求める訴訟を起こした。

 これを受け、同氏は自身の短文投稿サイト「微博」で声明を発表。両親や友人と旅行した際、「滞在先のホテルのカジノで、彼らが遊ぶのを横で見ていた。チップを受け取るために個人情報は提供したが、報道で初めて債務トラブルがあったことを知った」と釈明した。世界選手権を戦うチームに対しては「あらゆる努力をしてきたが、マイナスの影響があると思う。大変申し訳ない」とつづった。

 孔氏は現役時代、00年シドニー五輪男子シングルスで金メダルを獲得するなど活躍し「ピンポン王子」の愛称で人気を集めた。中国代表は4月のアジア選手権で平野美宇(17)=エリートアカデミー=に世界ランク1位の丁寧(26)ら3選手が敗戦。代表合宿に平野のプレースタイルを模した選手を4人も招集して対策を練るなど雪辱へ燃えていたが監督不在で今大会を戦う異例の事態となった。

最終更新:5/31(水) 9:36
スポーツ報知