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【NBA】主力温存で恩恵のキャブスとウォリアーズ、リーグは異論

5/30(火) 17:34配信

ISM

 クリーブランド・キャバリアーズとゴールデンステイト・ウォリアーズは、東西カンファレンスのプレーオフを圧倒的な強さで勝ち上がり、NBAファイナルに進出。シーズンを締めくくる大一番に向け、十分な休養を確保することができた。

 NBAファイナルでは、両チームともに最高のバスケットボールが期待できるだろう。その理由の1つとして、レギュラーシーズンにスター選手を戦略的に休ませたことが挙げられている。

 リーグでは、長いシーズンを戦う上でケガや疲労の蓄積を防止するため、健康な主力選手に休養を与えることが近年の傾向になっている。プレーオフを見据えたチームは、選手の健康が第一として賛同しているが、リーグはこのアプローチを危惧。その理由として、ファンのチケット購買意欲の低下、テレビ視聴率低下、リーグの価値低下などの可能性を挙げている。

 ヒートのパット・ライリー球団社長は4月、「我々は休まない。そんなものを信じていない」と述べ、主力を休ませた試合は茶番だと言い捨てた。

 『instreetclothes.com』によると、今季は延べ203選手が健康であるにもかかわらず試合を欠場。10年前は、わずか述べ12選手だった。

 一方、休養による恩恵もあり、ケガや病気による欠場試合の合計は4198試合で、3年連続で減少。故障者リストを廃止した2005-2006シーズン以降で最低となった。

 リーグの取り組みとしては、連戦や5日間で4試合などの過密スケジュールを減らすため、来シーズンから開幕を1週間早めることが決まった。

 スター選手を休養させることに異議を唱えるミネソタ・ティンバーウルブズのオーナー、グレン・テイラー氏は、「お金がどこからやって来るのかを考えるべき。それは、テレビやファンから来ている。我々には責任があるのだ」と語った。

最終更新:5/30(火) 17:34
ISM