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<北朝鮮内部>平壌の電力事情改善見えず 「中心部でも一日平均4~5時間 」と住民

5/30(火) 5:10配信

アジアプレス・ネットワーク

首都平壌でも依然として電力難が解消されておらず、高層アパートではエレベーターもまともに動いていないと、平壌に住む取材協力者が5月後半に伝えてきた。

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この平壌の住民は、現在の電力事情について次のように述べた。

「5月時点で、平壌の中心地域で電気が来るのは1日4-5時間程度だ。中心を離れると情けない有り様。郊外の私の家は17階建てのアパートだが、エレベーターすら動くのは朝は8時から9時半まで、夕方は17時半から19時までだ。住民は外出するのも帰宅するのも一苦労だ」

電力難によってポンプが動かせず、水道が出るのも時間制になっているという。
「(住んでいるアパートでは)水道が出るのは5階までで、それも時間が決められている。もっと上の階では、別途ポンプを設置して水を使っている。高層階の『水苦労』は大変だ」

平壌では見栄えの良い高層アパートが数多く建設されてきたが、慢性的な電力難のため高層階は人気がなく、低層階の方が販売価格が高いという。

昨年5月に労働党大会が開かれてしばらくの間、平壌市内では電力供給が大幅に改善されたとの情報が伝えられてい。しかし、現状は「平年通り」に戻ってしまったようである。(カンジウォン)