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起訴4人全員に有罪 千葉大集団強姦

5/30(火) 10:40配信

千葉日報オンライン

 千葉大医学部生らによる集団乱暴事件で起訴された4人全員に、千葉地裁は有罪判決を下した。

 それぞれの判決によると、山田被告らをあおるなど、終始犯行を主導した吉元被告の行為としては、女子トイレ内で単独で乱暴した「準強姦」と、山田被告が現れた後、引き続き山田被告が乱暴し、吉元被告はその場で犯行を見続けたという「集団準強姦罪」。山田被告については、吉元被告単独の乱暴の責任は負わないとした上で「吉元被告と意思を相通じ、共同して乱暴した」として「集団強姦罪」を認めた。

 飲食店を出た後、自宅で被害女性を乱暴した元学生については「他の男性の提案で、住居の近い元学生方に連れて行くことになった」とし「被害者への感情などが重なって犯意を抱いた」単独での「準強姦罪」。わいせつな行為にとどまった元研修医は「準強制わいせつ罪」と判断した。

 これまでの公判で被害女性は「吉元被告からモノとして扱われ、人格を否定された」と、代理人弁護士を通じ意見陳述していた。事件後には急性外傷後ストレス障害と診断されており、心身に深い傷を負った。しかし、山田被告らの公判で地裁は「被告人の行為のみによって急性外傷後ストレス障害の診断を受けるまでになったわけではない」と判断。吉元被告の判決公判で楡井裁判長は「被害者は多大な精神的苦痛を被っており、厳重処罰を求めている」と認めたが、急性外傷後ストレス障害については触れなかった。