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ユニクロのニットが“縫い目ゼロ“に、ホールガーメント技術による「3D U-Knit」発表

5/30(火) 21:59配信

Fashionsnap.com

 最先端のデジタル技術によって進化した「ユニクロ(UNIQLO)」のニットが、2017年秋冬シーズンに向けた展示会で初披露された。島精機製作所と発足した「イノベーションファクトリー」で開発され、ホールガーメント技術によって縫い目が無い立体成型が特徴。「3D U-Knit」の名称で、新作は「ユニクロ ユー(Uniqlo U)」のラインから販売を開始する。

ユニクロの「革命」とは?

 通常のニットは編み立てた各パーツを縫い合わせて成型しているが、島精機製作所が開発したホールガーメント技術は、一着丸ごと編み機から立体的に編み上がる。裁断や縫製といった後工程が不要で無駄が無く、縫い目が無いことで身体に沿うフィット感や着心地が特徴。ニット業界に革命を起こしたとも言われている日本発の技術だ。

 ユニクロを運営するファーストリテイリングは昨年10月、ニット生産技術を活用した新しい生産システムの確立と、ニット商品の共同開発および製造を目的に、島精機製作所と合弁会社を設立した。これまでもユニクロの一部のニットはホールガーメント技術によって作られていたが、「イノベーションファクトリー」の発足によって開発が本格化。「3D U-Knit」として順次展開を広げる。

 ユニクロパリR&Dセンターのアーティスティックディレクターに就任したクリストフ・ ルメール(Christophe Lemaire)が手掛ける「ユニクロ ユー」の2017年秋冬コレクションでは、トップスやワンピースといった「3D U-Knit」の展開が予定されている。3Dメリノリブモックネックセーターおよびワンピースは、エクストラファインメリノを使用し、首から腕と身頃までリブがつながりスカート部との境目にも縫い目が無いホールガーメントならではの編み地が特徴。同じくウィメンズの3Dソフトラムクルーネックワンピースは立体的なバルーンスリーブとコクーンシルエットで、いずれもフェミニンなニットウエアに仕上がっている。

最終更新:5/31(水) 10:34
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