ここから本文です

【F1】メルセデス代表「フェラーリはモナコGPの結果を”操作”してはいないはず」

5/30(火) 6:30配信

motorsport.com 日本版

 F1第6戦モナコGPの決勝、フェラーリは2番手セバスチャン・ベッテルのピットストップを、トップを快走していたキミ・ライコネンよりも5周遅らせた。これによりベッテルは”オーバーカット”を成功させ、逆転で優勝を飾った。

【写真】モナコGPのスタートシーン。ライコネンがトップでターン1を抜けた

 ライコネンが装着したスーパーソフトタイヤは、ユーズドのウルトラソフトよりもコンディションに適していなかったため、それがベッテルにとってプラスに働いたのだ。

 言うまでもなく、ふたりはチームメイト。ベッテルのピットストップを遅らせることでライコネンが不利になることは明白だったはずだ。そのため、2勝を挙げポイントランキングでリードしているベッテルにフェラーリが優勝をもたらしたのだと噂され、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は『タイトル争いにおいて、フェラーリはベッテルを”ナンバー1ドライバー”に選んだ』と示唆した。

 フェラーリの戦略について考えを聞かれたメルセデスのチーム代表、トト・ウルフは「タイヤがどういったパフォーマンスを示すかは不明瞭だった」と答えた。

「彼らはふたりのうちのひとりをピットに入れ、スーパーソフトタイヤを履かせてみる必要があった」

「スーパーソフトタイヤには十分な速さがなく、セバスチャンはユーズドのウルトラソフトでいくつか素晴らしいラップをすることができた。それにより、彼はキミを上回るチャンスを得たんだ」

「彼ら(フェラーリ)がそれを予想していたと僕は思わない。結局、チームにとってもドライバーズチャンピオンシップにとっても適切な結果になった。しかし、それが”調整”された結果だとは思わない」

 モナコGPを1-2フィニッシュしたフェラーリ。ベッテルはハミルトンに対してのリードを25ポイントまで拡大し、コンストラクターズチャンピオンシップにおいてもメルセデスを17ポイントリードしてフェラーリがトップだ。

 ウルフはフェラーリを祝福し、メルセデスがチャンピオンシップを支配していた時にされたのと同じ質問に答えなければならないと冗談を言った。

「彼らは最終的に、我々のかつて居た場所である1位と2位でレースを終えた。彼らは、なぜ片方のドライバーが勝つのにふさわしかったのかを説明しなければならないね」

「まず第一に、彼らは勝利に値する。彼らは最速のマシンを持っていた。チームとしては、1-2フィニッシュは素晴らしい結果だ。我々からお祝いの言葉を送るよ」

Lawrence Barretto