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水崎綾女、河瀬直美監督作品「光」で開いた新境地

5/30(火) 10:22配信

TOKYO FM+

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」に、水崎綾女さんが登場。第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された河瀬直美監督の映画「光」でヒロイン役をつとめた水崎さんが、作品について語ってくれました。

坂本「本日のゲストは初登場になります。女優の水崎綾女さんです。よろしくお願いします」

水崎「よろしくお願いいたします。初めまして」

坂本「初めまして。今日は真っ青な、ちょっと70’sな形のドレスを着てらっしゃいますね」

水崎「そうですね。『ラ・ラ・ランド』を意識しました(笑)」

坂本「そうなんですね。水崎さんのプロフィールを少しご紹介しますと、2004年にホリプロタレントスカウトキャラバンで特別賞を受賞されてデビューされたんですけど、2004年だと何歳ぐらい?」

水崎「15歳ですね。中学3年生のときに」

坂本「ご自身で応募しようと思われたんですか」

水崎「もともと歌手になりたくて、小ちゃいときからの夢だったんですけれども、中学3年生っていうことで、進学するのか芸能界に行くのかっていう最後の選択のときで、そのときに妹がオーディション雑誌を見て見つけてきてくれて、たまたま、そのときのスカウトキャラバンは全国予選っていうのがあって、書類とかではなくて、会いに行けばオーディションをしてもらえるっていう感じだったんです。妹に叩き起こされ、行くよみたいな。妹が言ってくれなかったら、今、私はここにいないので(笑)、感謝してます」

坂本「(中略)水崎さん出演の映画が5月27日から公開になっています。『光』という作品です。河瀬直美さんの最新作ということで、とっても注目されていますけれども、私も観させていただきました」

水崎「ありがとうございます」

坂本「素晴らしい映画でした」

水崎「嬉しい。その言葉を聞いただけで、本当にやって来た甲斐があったなと思います」

坂本「大好きです、これ」

水崎「嬉しいです」

坂本「少しだけ、どういう役なのか、どういう物語なのかを説明していただいてもいいですか」

水崎「はい。私が演じるのは尾崎美佐子という、視覚障碍者の方のために映画の音声ガイドを付けているディスクライバーの役なんですけれども、その女の子が永瀬正敏さん演じる弱視のカメラマンさんに出会って、ぶつかり合いながらも成長していくというお話です」

坂本「そしてすごく深い繋がりが生まれて、ラブストーリーにもなって行くわけですけれども。ディスクライバーというお仕事についてもそこまで知らなかったので、映画を目で観る。本来、目で見るものを、言葉で説明する難しさというのにぶち当たるわけですよね」

水崎「そうですね。ラジオもそうですよね。やっぱり言葉だけで伝えないといけないので、難しいですよね」

坂本「そうですね。(ディスクライバーの仕事は)個人的な解釈とかをなるべく入れない。けれども、その映画が伝えようとしていることを見抜いて、シンプルな言葉で説明しなきゃいけない。本当に難しいお仕事だなと」

水崎「そうなんですよ。私が付けた(音声ガイドの)ひと言で、映画の雰囲気だったり、作品そのものを壊してしまうことがあるので、本当に(実際に)毎日、辞書を引きながら、ああでもないこうでもないって、ひとりでぶつぶつ言いながらずっとガイドを付けてました。(中略)実際にモニター会をして視覚障碍者の方3名に見ていただいて、より音声ガイドを付ける意欲が高まったというか。そのモニター会のおかげで、より美佐子に近づけた感じがしました」

坂本「そうか……映画にもあったように、何度もモニターの方に見てもらって、それで音声ガイドがふさわしいものかどうか、完成に近づいていくわけなんですね」

水崎「そうなんですよ。でも難しいのは、映画とかは個人の解釈によるものじゃないですか。だから、自分の解釈も必要だし、ほかの人の解釈も必要なんですけど、でもけっきょくは、最後は自分で決めるので。いろんな人の意見を聞いて、最後は自分で決めなきゃいけないんですね。それをまとめるのがすごく難しかったですね」

坂本「本当にこの映画で、新しい世界を魅せていただきました」


水崎綾女さんが出演する映画「光」は、5月27日より全国公開中です。詳細は、映画「光」のオフィシャルサイトをご覧ください。

(アーティストの坂本美雨がパーソナリティをつとめるTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」5月29日放送より)

最終更新:5/30(火) 10:22
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