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いよいよ交流戦開幕 ここ2年はパが「2桁」勝ち越し、セは意地見せられるか

5/30(火) 7:10配信

Full-Count

ここまでパが大きく勝ち越している交流戦、いよいよ開幕へ

 今年の交流戦では大きく負け越しているセ・リーグが意地を見せることができるか――。30日からNPBは交流戦に入る。セ・パ両リーグのチームが、それぞれのチームと3試合ずつ合計18試合を戦う。自チームの勝敗だけでなく、セ・リーグ、パ・リーグが互いのリーグの名誉をかけて戦う特別なシリーズだ。

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 交流戦は2005年から始まって今年で13回目、ここまでの両リーグの勝敗を見ていこう。

 2005年、2006年は、1チーム当たりホーム、ロード各3試合、計36試合だったが、2007年からはホーム、ロード各2試合、計24試合に減り、2015年からはホーム、ロードいずれかで各3試合、計18試合に削減された。

 12チームの中での最高勝率チームが表彰され、賞金が与えられる。2014年までは、リーグの勝敗はあくまで「参考」であり、表彰も賞金もなかったが、2015年からは勝ち越したリーグに所属するチームにも賞金が分配されるようになった。

 過去12年の交流戦では、パが11回勝ち越し。勝率でもパが.530と大きく勝ち越している。2014年はセ・パの勝敗差は「1」まで縮まったが、ここ2年は、パが2桁の勝ち越しとなっている。

日本シリーズでも近年はパが圧倒

 交流戦は、球界再編があり、オリックスと近鉄が合併し、楽天がパ・リーグに新加入した2005年に始まった。またこの年は、ダイエー・ホークスの経営が代わりソフトバンク・ホークスになった。いわば、パ・リーグが大揺れに揺れた年から始まったのだが、交流戦での圧勝によって、これまで何かと劣勢だったパのイメージが大きく変わった。

 2005年以降の交流戦、日本シリーズ、オールスターゲームの結果を一覧にした。

 パは交流戦で圧倒しているだけでなく、日本シリーズでも過去12年で9回優勝、勝率腕も41勝28敗と圧倒している。唯一、オールスター戦だけは、セ・リーグは大きく勝ち越している。

 かつて、パ・リーグは人気もなく、日本シリーズでも巨人を筆頭とするセのチームに圧倒されていた。その時代のパの選手たちは、オールスター戦で活躍することでパの存在感を示し「人気のセ、実力のパ」という異名をとった。しかし今は、交流戦でも日本シリーズでも大きく負け越しているセ・リーグが、オールスター戦で意地を見せている形だ。今季のセ・リーグは、パに対してどれだけ頑張ることができるだろうか。30日からの展開に注目したい。

広尾晃●文 text by Koh Hiroo

最終更新:5/30(火) 7:10
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