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ホークス育成出身の石川、31日プロ初先発 苦しい台所でチャンス「野球人生いい方向にいくように」

5/30(火) 7:00配信

西日本スポーツ

 育成出身の石川柊太投手(25)があす31日の中日戦(ヤフオクドーム)でプロ初先発することが29日、決まった。プロ初登板を果たした4年目の今季は全て中継ぎで17試合に登板し、0勝1敗、防御率2・81。苦しい先発陣の台所事情の中で巡ってきた一戦に向け「うれしいというより緊張感が大きい。チャンスだと思う」とプロ初勝利を狙う。

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 チームとともに札幌から福岡に戻ると、先発を言い渡された。倉野投手統括コーチは「先発だけど中継ぎの1番手のつもりでいってほしい。今のメンバーの中ではベストな投手だと思う」と説明した。石川自身も「一球一球を積み重ねての結果。長いイニングを意識せず、先を見すぎないようにしたい」と落ち着いている。

 昨年7月に支配下登録を勝ち取り、今季は初の開幕1軍、プロ初登板。一歩ずつ階段を上る右腕にとって一つのターニングポイントになり得る。倉野コーチは「プロ野球選手は一試合で人生が変わることもある。結果を恐れずに頑張ってほしい」とエール。石川は「次のチャンスが自分の野球人生でいい方向にいくようにしたい」と、この試合にかける思いは強い。

 故障、不調が相次いだ先発陣は安定感を欠き、前週は水曜日の摂津から4試合連続で5回を持たずに降板した。苦しい状態で石川を指名した工藤監督は「球威もあるし、先発というよりリリーフの気持ちで。いい投球をすれば次につながるし、彼の可能性を試すことができる」と期待を込めた。「しっかり結果を出したいし、そのための準備をしていく」と石川。今後の野球人生を左右する千載一遇のチャンスで明るい未来を切り開く。

西日本スポーツ

最終更新:5/30(火) 7:00
西日本スポーツ