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【F1】モナコGP苦戦のルイス・ハミルトン、「マシンはこれまでで最も”異常”な感触だった」

5/30(火) 13:09配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、トリッキーなストリートサーキットであるモナコ・モンテカルロでタイヤの温度を適切に管理することができず、モナコGPの予選Q2で敗退。決勝も7位フィニッシュが精一杯だった。

【写真】カナダGPに続き、またしても謎の不振に見舞われたハミルトン

 ライバルのフェラーリは、セバスチャン・ベッテルがキミ・ライコネンを逆転し優勝。チームとしても1-2フィニッシュを飾った。ドライバーズチャンピオンシップではベッテルがハミルトンに対して25ポイントリード、コンストラクターズチャンピオンシップでもフェラーリがメルセデスに対して17ポイント差を築いてトップに立っている。

 メルセデスは何が間違っていたのか、まだその答えを得られていない。週末がどれほど異常なものだったかを考えれば、チームの問題はとても重大だとハミルトンは語った。

「マシンに満足できなかった。それは確かだ」

「僕がチームに在籍してきた中で、マシンの感触は最も異常なものだった。言うまでもなく、難しかった」

「だけど、それは僕たちが素晴らしいマシンを持っているという事実を否定するようなものではないと思う。もしかしたら僕たちが今週、マシンのセットアップを外しただけかもしれない」

「だから僕たちは気を取り直して、次のレースに向けてマシンを快適な状態に戻せるように、ウルトラソフトタイヤの理解を進める。強くなって戻ってくるよ」

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、チームのマシンW08はタイヤの作動温度領域にとりわけ気を遣う必要があり、「”プリマドンナ”を振り向かせるようなものだ」と表現している。

 ライバルであるフェラーリのマシンSF70Hは、あらゆるコンディションとすべてのタイプのトラックでバランスが取れているように見えるため、そこが強みだとハミルトンは認めた。

「フェラーリはどこでも機能すると思う。だから僕たちにとっては間違いなく深刻な状況だ……これからの14レースはすごく難しいだろう」と彼は語った。

「彼らはおそらく、1年を通して最強のマシンを手にしていると思う。昨年の僕たちのマシンが、どこでも機能していたようにね。今の僕たちのマシンは、どこに行っても速いというわけではない」

「だけど、レースをすればするほど理解が進み、僕たちは強くなれる。まだいくらかのポイントを失っただけだ。フェラーリのマシンも”防弾”というわけではないし、僕たちよりも(パワーユニットのコンポーネントを)多く使っている彼らにも、問題が起きる可能性はある。どうなるか見てみよう」

Jonathan Noble