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岡山・真庭で「ひるぜん大根」出荷開始 甘み強く、県南や大阪の市場へ

5/30(火) 23:38配信

山陽新聞デジタル

 白くて甘い大根できました―。岡山県内最大の大根産地・真庭市蒜山地区で30日、特産の「ひるぜん大根」の出荷が始まった。火山灰を含み「黒ボコ」と呼ばれる軟らかい土壌と寒暖差の大きい気候で育った大根はきめの細かさや甘さ、みずみずしさが特徴。11月下旬まで県南や大阪などの市場に出荷される。

 JAまにわの選果場(同市蒜山上長田)には、農家が未明から収穫した約4トンが運び込まれた。作業員15人が専用の機械で水洗いし、大きさや形で5等級に分けて箱詰めしていった。

 ひるぜん大根はJAまにわ大根部会協議会(井藤文仁会長)の15戸が22ヘクタールで栽培。今年は残雪が多く、種まきが1週間ほど遅れたものの、5月の好天で例年並みの出荷時期となった。井藤会長は「雪による生育不良を心配したが、品質は良好。シーズン初期は特に甘みが強く、みずみずしい。大根おろしやサラダで味わってほしい」と話した。

 出荷量は昨年実績並みの約1100トン(出荷額約1億1千万円)を見込む。10月下旬以降は霜に当てる寒締めで甘みを増した「こだわり大根」として販売する。