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糸魚川大火乗り越え“加賀の井の酒” 黒部から来月出荷/富山

5/30(火) 9:49配信

チューリップテレビ

 大火を乗り越え伝統をつなぐ酒が、来月出荷です。

 去年12月の糸魚川大火で酒蔵を失った加賀の井(かがのい)酒造で、唯一被害を免れた貯蔵タンクの酒が来月出荷されるのを前に、黒部市の銀盤(ぎんばん)酒造で、29日瓶詰め作業が行われました。

 29日は、加賀の井酒造から蔵元と杜氏の2人が、黒部市の銀盤酒造の従業員と一緒にビンに注ぎこまれた酒を検品し栓をする作業にあたりました。
 1650年創業の老舗『加賀の井酒造』は去年12月の糸魚川大火で蔵も店舗も焼失しました。
 しかし猛威をふるった炎のなかでただひとつのタンクが被害にあわず、酒が残っていました。
 酒は去年の3月に仕込んで貯蔵されていたもので、タンクの設置場所に比較的、火が及ばなかったことや構造上、熱の入り込みがなかったことなどから劣化といった被害がなく、厳しい品質検査でも問題はでませんでした。
 今回、銀盤酒造にビン詰め作業を委託する形で、加賀の井酒造が製造元となる酒を出荷します。
 被災前の加賀の井酒造でつくった最後の酒は、来月10日ごろに大阪・梅田の阪急百貨店に出荷される予定です。

チューリップテレビ

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