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天皇・皇后両陛下 県内滞在最終日 高志の国文学館などを視察/富山

5/30(火) 9:50配信

チューリップテレビ

 全国植樹祭が魚津市で開催されるのに合わせて、27日から3日間天皇・皇后両陛下が富山県を訪問されました。

 富山滞在最終日の29日は富山市の高志(こし)の国文学館などを視察されました。
 28日全国植樹祭の式典に出席された天皇・皇后両陛下は、29日、富山市の高志の国文学館を訪問されました。
 館内では、中西進(なかにし・すすむ)館長の案内で、奈良時代に国司として富山に赴任した大伴家持(おおとものやかもち)の企画展を鑑賞されました。
 この企画展は、家持の生誕1300年を記念して開かれたもので、両陛下は、国の重要文化財に指定されている家持自筆の署名や、家持が越中の国司に赴任した年の木簡をご覧になり、「よくこういうものが残っていましたね」と感心されていました。
 また、常設展のコーナーでは高岡市出身の漫画家藤子(ふじこ)・F・不二雄(ふじお)さんの『ドラえもん』が展示されていることに驚いたご様子で皇后陛下が「文学館に漫画もあるのは素晴らしいですね」と興味を示されると、天皇陛下は「ドラえもんは世界的に有名だそうですね」と述べられ、和やかなムードに包まれました。

 「富山の文学を知っていただけて非常に良かったと思います。いい結果になったと思います」(中西進館長)

 このあと、天皇皇后両陛下は、昼前に富山県美術館に到着されました。
 こちらでは日本橋たいめいけん富山店が用意したご昼食の特別メニューをお召し上がりになりました。

 「こちらが、お召し上がりになったお弁当です。名物のオムライスをはじめ、豪華なお弁当となっています」(大屋記者)

 松花堂弁当には、オールドスタイルと呼ばれる昔ながらの洋食を基本とした料理が揃い、富山の食材がふんだんに使われています。
 氷見牛のステーキに、クリームのソースを乗せて焼いた伊勢エビのテルミドール、そしてアワビの酒蒸しなど富山の海の幸と山の幸を味わえるお弁当となっています。
 たいめいけんの3代目オーナーシェフの茂出木浩司(もでぎ・ひろし)さんは、富山店の料理長とそれぞれに試作を重ね、1か月かけてメニューを完成させました。

 「スープがおいしかった、オムライスがおいしかったといっていただいて光栄です。コンソメスープは、東京で作ってきたんですけど、3、4回作り直してこれぞというのを持ってきました。それを皇后陛下様に一番最初においしいといわれたのがうれしかったです」(たいめいけん3代目オーナーシェフ・茂出木浩司さん)

 東京の名店の味を富山で食べていただけたことに茂出木シェフは。

 「ほんとに一生の思い出になりますね。うれしいというか、言葉に言い表せないくらい光栄なことです。ありえませんよね、普通の洋食屋なんで、来られることなんてありませんので、富山にお店をださせていただいてよかったと思いますね」たいめいけん3代目オーナーシェフ・茂出木浩司さん)

チューリップテレビ