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名護屋城跡の家康陣跡を探訪 160人が虎口や太閤井戸巡る 佐賀

5/30(火) 14:40配信

佐賀新聞

虎口は先日発表されたばかり

 唐津市鎮西町の名護屋城跡の徳川家康陣跡で28日、新たに見つかった虎口(出入り口)などを見る史跡探訪会があった。虎口は26日に発表されたばかりで、陣の正門とみられる。

 陣跡では学芸員が、「算木積み」と呼ばれる技術が使われていることや唐津城と同じデザインの瓦が出土したことから「江戸時代にも使われていた可能性がある」と指摘。石垣の下に小さな石が敷き詰められているのを指さし「安定性を高めている」などと構造を説明した。

 会は名護屋城博物館が毎年この時期に開いており、今回は発掘調査の成果を知ってもらおうと実施。県内外から約160人が参加し、「太閤井戸」や「しゃちほこ池」など他の史跡も回りながら約2・8キロを歩いた。

 名護屋に母の実家がある唐津市の九鬼泰子さん(71)は「子どものころによく遊びに来ていたが、こんなものがあったなんてびっくり。わくわくします」と笑った。祖父母と一緒に見学した鬼塚小3年の河原綜大(そうた)君(9)は「初めて見た。昔の井戸にまだ水がたまっていてすごい」と話した。

最終更新:5/30(火) 14:40
佐賀新聞