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【ニュルブルクリンク24h】29号車アウディが劇的勝利。日本勢はクラス制覇ならず

5/30(火) 17:56配信

motorsport.com 日本版

 2017年のニュルブルクリンク24時間レースは、劇的な結末となった。

 長くレースをリードしていた29号車アウディ・スポート・チーム・ランド(アウディR8 LMS)は、レース残り1時間というところでスローダウン。電気系のトラブルだった。これにより29号車は、システムをフルリセットするため、ピットに戻らざるを得ず、コースに戻った時には3番手まで後退していた。

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 これで先頭に躍り出たのは、ルネ・ラストがドライブする9号車アウディ・スポート・チームWRT(アウディR8 LMS)。9号車は大きなリードを得て先頭を走り、勝利を手中に収めたかに見えた。

 しかしレースは、最後のピットストップで再び大きく動く。9号車と98号車ロウエ・レーシング(BMW M6 GT3)は最後のピットイン時にスリックタイヤを履いてコースに復帰した。一方の29号車は燃料キャップが緩んだことでピットストップが遅れた。その間にチームは、マシンにウエットタイヤを装着してコースに送り出すことを決めた。

 この決断が功を奏することとなった。ニュルブルクリンクには突如雨が降り、98号車と9号車は再びピットに戻らざるを得なかった。これで29号車は首位に返り咲き、そのままトップチェッカー。コナー・デ・フィリッピ、クリストファー・ミーズ、マーカス・ヴィンケルホックの3人が優勝を果たした。彼らは3人のリレーで、25,378mのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェを158周、4000km以上走破したことになる。

 2位に入ったのは98号車ロウエ・レーシング。最後のスティントで9号車を交わし、2位表彰台を手にした。ニッキー・キャッツバーグは、併催されたWTCCに続き、表彰台を獲得することとなった。

 なお日本から参戦の170号車Toyota Gazoo Racing(レクサスRC)は総合25位(SP3Tクラス2位)、90号車スバル・テクニカ・インターナショナル(スバルWRX STI)はスタートから21時間を過ぎた頃にマシントラブルによりリタイアとなっている。