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ふた外れ水路転落、女性負傷 上尾市が賠償金支払い、和解議案提出へ

5/30(火) 22:46配信

埼玉新聞

 埼玉県上尾市は30日、ふたが外れていた市有水路に転落して負傷した市内の女性(78)に対し、和解のため330万9744円の損害賠償金を支払うと発表した。6月2日開会の定例議会に賠償額と和解に関する議案を提出する。

 市によると、2015年8月23日午後5時ごろ、上尾市地頭方で、歩いていた女性が市有水路のふたが外れていたことに気付かず、ふたごと転落した。女性は右足の甲を骨折し、計61日間入院し、34日間にわたり通院した。

 ふたは縦50センチ×横150センチ、厚さ5センチ、重さ120キロのコンクリート製で、水路の深さは90センチ。ふたの左右に固定するものはなく、外れた原因は不明という。水路に隣接する農地は女性の家族の所有で、畑に行く時には水路のふたの上を通っていたという。

 女性は右足に多少のしびれは残っているが、日常生活をする上での支障はないという。市は女性に傷害慰謝料や治療費などを含めた約330万円の賠償金、女性の加入する県後期高齢者医療広域連合に244万9052円の損害賠償を支払うことを決めた。市は「ふたを固定し、週2、3回パトロールを実施するなど転落防止に努めていく」と話している。

最終更新:5/30(火) 23:50
埼玉新聞