ここから本文です

【ブラジル】消費意欲わずかにしぼむ 耐久財購入指標は上昇

5/30(火) 4:17配信

サンパウロ新聞

 ブラジルの消費者の購入意欲は2017年4月から5月にかけてわずかにしぼんだ。16日付伯メディアによると、全国商業連合(CNC)がまとめた今年5月の家計消費意向指数(ICF)は77.7ポイントと、前の月の水準を0.2%下回り消費意欲がわずかながらも萎えたことを示した。同指数は0~200の数値で全国の家庭の消費意欲を表す。指数が100を下回っている場合、それは消費者らが消費に関して後ろ向きになっていることを意味する。
 家計消費意向指数は前月に対して低下したものの、16年5月に対しては11.1%高い水準だった。同指数が前年同月の水準を上回ったのはこれで3カ月連続だ。
 CNCの経済顧問であるジュリアナ・セラピオ氏は「4月から5月にかけてわずかに低下したものの家計の景況感はポジティブな傾向を保っている。家計の期待の改善は主に、インフレの減速、金利の低下、そしてFGTS(勤続期間保障基金)の休眠口座に眠る資金の解放といった景気回復にとって好都合なニュースによってもたらされている」との見方を示す。
 同指数の構成要素の一つ、現在の雇用についての評価を表す指標は16年5月に対して8.4%高い水準であり、4月から5月にかけては0.1%下がったが、108.5ポイントと100ポイントよりも高い水準を維持、ポジティブ領域にとどまっている。
 現在の消費レベルについての評価を表す指標は16年5月よりも16.6%高く、前の月を1.9%上回る水準だった。ただし、昨年よりも消費レベルが低い状態にあると回答した世帯は全体の60.2%と大多数を占めた。今年4月に同様の回答を示した世帯の割合は60.9%だった。
 また、自動車や家具、家電などの耐久財購入に関する指標は前年同月よりも20.4%、前月よりも1.6%、それぞれ高い水準に達し、耐久財購入に前向きな世帯が増加したことを示した。

最終更新:5/30(火) 4:17
サンパウロ新聞

Yahoo!ニュースからのお知らせ