ここから本文です

いまだ不振のグルビス「悲劇ってわけじゃない」[全仏テニス]

5/30(火) 19:03配信

THE TENNIS DAILY

 フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)。

ナダルは全仏でいまだ神経質に

 そう遠くない昔、エルネスツ・グルビス(ラトビア)は全仏オープンの準決勝に進出し、トップ10に食い込んだ。その後、故障の長いリストが続き、彼は230位にまで落ち込むことになる。そしていまだに、彼がべストに戻る兆しは見えていない。

 3年前、ロジャー・フェデラー(スイス)やトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を倒して全仏の準決勝に進んだグルビスだが、今回は1回戦で第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)に3-6 3-6 3-6で敗れた。彼は、ふくらはぎと手首の故障のせいで、大会の準備を邪魔されてしまったのだと言う。

「ポイントをプレーし始めたのは、ほんの3日前なんだ。それがこの状況でできる最良のことだった」と彼は言った。

 かつて将来有望な星とみなされていたグルビスは、昨年の全仏以来のツアーでの1勝を探している、28歳の開花していない才能となった。

 しかしながらグルビスは、快活さを失っていない。彼は愛する人を見つけ、直に結婚することになっており、彼にとってはそれがもっとも重要なことなのだという。

「ランキングのどこに自分がいるかを見るとがっかりする。そんなところにいたくない。でもそれは悲劇じゃない」とグルビスは言った。「男性にとって、あるいは女性にとっても、もっとも重要なのは真の愛と、人生の伴侶を見つけることだ。結婚は何より上にある。僕はとても幸せで、自分についてとても穏やかな気持ちでいるんだよ」。

 キャリアについては、テニスは自分の内的なものを理解することを助ける道具に過ぎない、とグルビスは言う。

「これ(テニス)をやることから何も得ることはできないと感じたら、僕はこれをやめるだろう。僕はこれを、お金や人気を手に入れるためにやっているのではない。テニスをプレーし、こういった困難を潜り抜けることが、僕をよりよい人間にしてくれるのだとわかっているんだ。テニスは道具であり、手段であり、それが、僕がよりよい人間になる助けにならなくなったとき、僕はテニスをやめるだろう」。(C)AP (テニスマガジン/テニスデイリー)

Photo: Tennis - French Open - Roland Garros, Paris, France - 29/5/17 Latvia's Ernests Gulbis in action during his first round match against Croatia's Marin Cilic Reuters / Pascal Rossignol

最終更新:5/30(火) 19:03
THE TENNIS DAILY