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令状なしGPS捜査で一部無罪の判決

5/30(火) 15:37配信

ホウドウキョク

裁判所の令状なしに、GPS(衛星利用測位システム)端末を使った捜査で逮捕された男が、捜査は違法だと主張していた裁判で、東京地裁は、一部無罪としたうえで、懲役4年の判決を言い渡した。
福間康成被告(48)は、2013年から翌年にかけ、全国各地で繰り返し自動車を盗んだ、窃盗の罪のほか、覚せい剤を使用した罪などに問われている。
この事件では、警視庁が裁判所の令状を取らずに、GPS端末を福間被告の車につけ、捜査をしていたことがわかり、証拠の一部が無効かが争われていた。
30日の判決で東京地裁は、「令状なしに行われたGPS捜査は違法で、個人のプライバシーを大きく侵害する」と証拠能力を否定。
覚せい剤取締法違反の罪について、無罪としたうえで、7件の窃盗の罪で、懲役4年を言い渡した。
GPS捜査をめぐっては、3月に最高裁が「令状がなければ違法」との初判断を示して以降、判決が言い渡されるのは、初めてとみられる。

最終更新:5/30(火) 15:37
ホウドウキョク