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平均80歳歌って元気 シニア合唱団が20周年

5/30(火) 20:36配信

カナロコ by 神奈川新聞

 ◆6月3日、横須賀で最後の大舞台
 60歳以上でつくる横須賀市のシニア混声合唱団「コール・アルカディア」が6月3日、市文化会館(同市深田台)で創立20周年を記念したコンサートを開く。平均年齢が80歳となったメンバーの高齢化により、大きな舞台は今回が最後の予定。メンバーが「元気の秘訣(ひけつ)」と口をそろえる澄んだ歌声をホールいっぱいに響かせる。

 同合唱団は、市が開催した高齢者生きがい講座のコーラス講座修了者が中心となって発足。現在のメンバーは約50人で、市内に住む声楽家の水上美恵子さん(67)の指導の下、月2回の練習のほか、福祉施設などで公演を重ねてきた。

 発足当初からのメンバーの曽根淑子さん(90)は、年齢を感じさせないピンとした背筋が印象的。「元気なのはコーラスのおかげ。戦争のときは歌なんか歌えなかったからね。できれば100歳まで歌っていたいし、きっとあの世に行っても歌っているよ」と笑顔をみせる。

 記念コンサートでは「アメージング・グレース」や「いい日旅立ち」など約10曲を披露。「夏の思い出」「手のひらを太陽に」など有名な童謡を観客と一緒に歌うコーナーも設けられる。

 同合唱団は今後も活動を続けていくが、体力面の理由から、節目の年の記念コンサートなど大きなステージは最後を予定。同合唱団の平原一雄会長(79)は、「多くの人に来てもらって、みんなで楽しく歌いたい」と話している。

 午後1時からで入場無料。問い合わせは、水上さん電話090(7681)3552。