ここから本文です

満開の花のよう ハナガサクラゲ打ち上がる

5/30(火) 16:45配信

紀伊民報

 非常にきれいだが人目に付きにくい大形のヒドロクラゲ「ハナガサクラゲ」が、和歌山県白浜町臨海の北浜海岸に生きたまま打ち上がった。発見した京都大学瀬戸臨海実験所の久保田信准教授(64)によると、かさの直径が12センチで最大級という。

 22日、北浜海岸の定点調査で見つけた。田辺湾やその周辺海域では採集が困難な種類で、初夏にまれに打ち上がる程度。詳しい生態が分かっておらず、飼育しながら観察を続けている。

 かさから突き出したたくさんの触手が色鮮やか。短い触手は3色に分かれ、先端は紫色で続いて黄色、根元は黒色をしている。獲物を捕獲する長い触手はかさの周囲に50本ほど生えている。

 久保田准教授は「刺されるとひどく痛むので、見つけても不用意に触らないで」と話している。

最終更新:5/30(火) 16:45
紀伊民報