ここから本文です

全焼の真教寺再建、白山 来年6月完成、耐火構造に

5/30(火) 1:53配信

北國新聞社

 昨年2月に隣家の失火で本堂と庫裏が全焼した真宗大谷派真教(しんきょう)寺の再建工事が6月15日、白山市辰巳町の同所で始まる。1602(慶長7)年に建立されたと伝わる同寺は、松任地区の中心部にあり、来年6月にバリアフリー化された耐火構造の寺院として復活する。

 新しい寺は鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積約880平方メートル。本堂の左右にガラス張りの庫裏と客殿を隣接させ、奥に納骨堂を新設する。

 火災では本尊の阿弥(あみ)陀(だ)仏(ぶつ)立像をはじめ、本堂に安置されていた仏像や掛け軸などがほとんど焼失した。加賀藩の鋳物師宮崎彦九郎義一(初代寒雉(かんち))が元禄(げんろく)時代に手掛けたとされる市文化財の梵鐘(ぼんしょう)は離れた場所にあり、無事だった。

 門徒らは昨年5月に再建建設委員会を設立し、準備を進めていた。焼失跡地で29日、起工式が行われ、海野肇(ただし)住職(46)の家族、門徒、住民ら約40人が工事の無事を願った。

北國新聞社

最終更新:5/30(火) 1:53
北國新聞社