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県内の有効求人倍率1・86倍に

5/30(火) 15:23配信

北國新聞社

 石川労働局が30日発表した4月の石川県内の有効求人倍率(季節調整値)は1・86倍と前月の1・82倍を上回り、3カ月連続で全国3位の高水準となった。電子部品工場の新設や、建設機械関連など製造業の受注増で求人が伸びた。有効求人数は2万9829人(季節調整値)と、前月とほぼ同水準となった。

 県内有効求人倍率の上昇は7カ月連続で、1991年5月の1・91倍に次ぐ高さとなった。雇用情勢の判断は、5カ月連続で「着実に改善が続いている」とした。

 4月の新規求人(原数値)は、前年同月と比べて6・7%増の9949人となった。産業別では、建設業が879人(前年同月比36・9%増)と最も伸びた。県内の建設業者が、県外を就業地とする求人を大幅に増やしたことが影響した。

 運輸・郵便業は700人(同6・7%増)、卸売・小売業は2142人(同16・2%増)となった。基幹産業の製造業は1246人(同10・0%増)と8カ月連続で増え、40カ月連続で1千人台を維持した。

 会見した小奈健男局長は「製造業で受注が安定的に入っているほか、ゴールデンウイークを見越したサービス業での増員など各業種で求人があり、全体の数字を押し上げた」と述べ、求人倍率は今後も高水準を維持するとの見方を示した。

北國新聞社

最終更新:5/30(火) 15:23
北國新聞社