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イタリア:総選挙前倒しへ前進も-選挙法改正で合意に近づく

5/30(火) 11:41配信

Bloomberg

イタリアの主要政党は新しい選挙法を巡る合意に近づいている。主要政党は現在、ドイツの制度に似た比例代表制で、得票率5%未満の政党の議席数をゼロとする案を検討しており、議員らは来月の早い時期に新法案の第一案を議論する予定。合意が成立すれば、総選挙前倒しに道が開ける。

ローマ社会科学国際自由大学(LUISS)のジョバンニ・オルシナ教授は電話インタビューで、「政界リーダーらの動きは強まっており、早期の選挙実施を推し進めようとしているが、マッタレッラ大統領や一部議員らとの対立は厳しいものになるだろう」と指摘した。昨年12月の国民投票で敗北し辞任したものの、首相返り咲きを狙うレンツィ前首相は総選挙前倒しを主張する一人。レンツィ氏は28日付のメッサジェロ紙に掲載されたインタビューで、ドイツ連邦議会選挙とほぼ同時期の今年の秋にイタリア総選挙を実施すれば市場の不安は和らぐだろうが、それより遅い時期になればイタリア経済や財政の問題への監視の目は強まると述べた。また自身が党首を務める与党・民主党は早期選挙を後押ししていないが、それを恐れていないと語った。

いつ議会を解散するかを最終的に決めるのはマッタレッラ大統領であり、コリエレ・デラ・セラなどイタリア各紙によると、同大統領は解散・総選挙よりもジェンティローニ現政権が来年まで継続することを望んでいるもようだ。

原題:Italy Moves Toward Early Elections as Voting Rules Deal Nears(抜粋)

Alessandra Migliaccio, Lorenzo Totaro

最終更新:5/30(火) 11:41
Bloomberg