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憲法に自衛隊明記を、9条1、2項維持にも理解-維新・片山共同代表

5/29(月) 9:47配信

Bloomberg

日本維新の会の片山虎之助共同代表は、憲法9条1項、2項を維持した上で自衛隊を憲法で明文化するとの安倍晋三首相の提案に賛同する考えを示した。25日、ブルームバーグのインタビューで語った。

片山氏は5兆円超の防衛費を歳出している中で、自衛隊が「憲法上、何の根拠もなく、単なる実力部隊というのは世界的に通らない」と説明。今では国民も親近感を持っていると述べた上で、危険な任務を遂行する自衛隊を「憲法に位置付けないと失礼だ」と話した。

安倍首相は3日、改憲派団体の主催した会合に寄せたビデオメッセージで、「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込むという考え方」は国民的な議論に値すると訴えた。これについて片山氏は「1項、2項を残した方が国民が安心する」と理解を示し、自衛隊についての条文を「3項にするのか、9条の2にするのか、国民が合意しやすいものにしたらいい」と話した。

片山氏は、憲法9条の改正の在り方について党としても秋までに結論を出す方針を明言。「後回しでもいいと思ったが、北朝鮮の核ミサイルの脅威を考えると、自衛隊の位置付けは本気で考えないといけない」と語った。一方で、自民党の憲法改正草案に示された「国防軍」については「国民のアレルギーがあるかもしれない。もう少し穏健な表現がいい」と否定的な考えを示した。

教育無償化

日本維新の会は憲法改正をめぐり、教育無償化、統治機構改革、憲法裁判所の設置を訴える憲法改正原案をとりまとめている。教育無償化については自民党内でも前向きな意見が出ており、安倍首相も3日のメッセージで、義務教育や普通教育の無償化が戦後発展の原動力になったと述べた上で「高等教育についてもすべての国民に開かれたものとしなければならない」と明言した。

片山氏は、首相のメッセージは高等教育の無償化を意味しているとの解釈を示し、「自民党と公明党も無償化に賛成する」と語る。さらに自民と維新で財源も含めて「どこかの段階で擦り合わせが必要だ」とし、憲法審査会の他に2党間で協議する可能性を示した。教育無償化に限り自民党と共同で改憲案を出す可能性についても「もちろんある。いろんな選択肢がある」と述べた。

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最終更新:5/29(月) 9:47
Bloomberg