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ユーロ圏:5月の景況感、予想に反して悪化-サービス業と小売業不調

5/30(火) 18:54配信

Bloomberg

ユーロ圏の景況感指数は5月に低下し、今年初めての落ち込みとなった。サービス業と小売業の指数低下が響いた。

欧州連合(EU)の欧州委員会が30日発表した5月のユーロ圏景況感指数は109.2と、4月の109.7(改定値)を下回ったものの、10年ぶりの高水準付近を維持した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の中央値では110.0への上昇が見込まれていた。

今回の調査結果は、来週の欧州中央銀行(ECB)政策委員会で当局者らがユーロ圏経済の健全性について議論する際のデータの一つとなる。ECBは6月8日のタリンでの会合で政策を決定する。ドラギ総裁は29日の欧州議会での証言で、景気上昇の勢いはますます着実になり広がりつつあるとの認識を示した上で、マイナス金利と2兆3000億ユーロの債券購入という緩和政策からの出口戦略については辛抱強さを求めた。

欧州委は、5月の消費者信頼感は「堅固」で景気見通しはより楽観的になったと指摘。製造業景況感は「ほぼ横ばい」の一方サービス業景況感は低下したが、これは過去の需要ならびに需要見通しの判断の下方修正によるものだと説明した。

原題:Euro-Area Confidence Unexpectedly Slips From Decade High (1)(抜粋)

Piotr Skolimowski

最終更新:5/30(火) 18:54
Bloomberg