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チラシは何曜日に配ると効果的? 新聞折込チラシの実践ノウハウ

5/31(水) 7:06配信

Web担当者Forum

心得其の505

 

高齢者に刺さる販促手法

商用インターネットの登場以前から存在し、いまだに集客チャネルとして機能しているのが、新聞とともに各家庭に届けられる新聞折込チラシです。

「チラシは見ない」とは、チラシを見ない人の主張であり、「テレビはオワコン」と同じ主観に過ぎません。

近所の問屋が開催するガレージセールは「チラシ」で集客しており、偶然とおりかかって開催を知ったお客が、「チラシが入っていなかった」とクレームをつけていたのはつい先日のこと。

チラシは高齢者やファミリー層に刺さります。新聞購読世帯は減りましたがゼロではなく、チラシを見た主婦たちが、ママ友にLINEなどで「クチコミ」してくれるからです。

10年を超える連載のなかには未完の記事も多く、チラシについては過去に数回紹介したきりでしたが、今回は実務ノウハウに踏み込んだ「完結編」です。

 

チラシの基礎知識

チラシを集客に使うとき、まず「配布エリア」を軸として考えます。街角にある新聞販売店は、配送を委託された別会社であって、同じ「朝日新聞」の看板を掲げていても、販売店Aと販売店Bの配布エリアは分かれています。AとBの境界付近に店舗を構えている場合は、双方に依頼することになります。

たとえば、販売店の配布エリアが東京の主要道である「環七」の内と外に広がり、内側だけがターゲットという場合は、「環七の内側に配布」のように「エリア指定」できることもありますが、気休め程度にとらえておくといいでしょう。

都市部ではチラシを入れる新聞の取捨選択も必要となります。とりわけ首都圏では「朝日」「毎日」「読売」「産経」「東京」「日経」の6紙があり、その地域で最多部数を誇る新聞は、エリアあたりの配布可能な人口密度が濃く、地域広告として高い効果を期待できるからです。予算が許すなら複数の新聞を選択し、エリア内での露出を高めるのが定石です。ちなみに我が町足立区では、総じて「読売新聞」が強く、編集部のある千代田区では「日経新聞」の圧勝です。

各販売店が持つ購読者数は「部数」として公表されています。以前の記事では、これの「1割減」での配布を推奨していますが、かつて新聞配達のアルバイトをし、苦学の果てに起業したとある社長は「2割減が妥当」だと豪語しています。

これらを検討して「配布部数」を算出します。部数が増えれば単価が下がる印刷と違い、チラシの費用は「配布枚数×単価」ですから、ここで過不足があれば予算を調整しなければなりません。

 

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最終更新:5/31(水) 7:06
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