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豪華寝台列車「四季島」 長野の停車駅でファンら興奮

5/31(水) 16:50配信

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 JR東日本が5月から運行を始めた豪華寝台列車「トランスイート四季島」は、立ち寄り先の駅に見学者が集まり、地域のイベントのにぎわいになっています。今秋まで1泊2日コースの夜景ラウンジ体験の停車駅になっている長野県の篠ノ井線・姨捨(おばすて)駅も、ホーム上に家族連れなどが詰めかけ、初めて見る新型車両にカメラのフラッシュが一斉に光っていました。

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「東京~会津若松」周遊の途中駅

 20日の午後8時半過ぎに姨捨駅に入った10両編成の四季島。1時間以上前から駅の改札口やホーム上に人が集まり始め、列車が到着するころにはホームをはじめ駅周辺は200人近い見学の人でいっぱい。乗客がいったん下車した後、窓から車内を見たりラウンジ車の豪華な談話コーナーなどに見入っていました。

 小学生や幼児を連れた家族連れが多く、鉄道ファンの子どもたちは「しきしまだ」と興奮気味。中年の男性は「ヒノキの風呂があるんだって」。「家族4人で四季島に乗ったら、いくらかかるかしら。あら大変ね」と笑う若い夫婦も。障子風の窓やラウンジ車の木立を模した窓のデザインなども関心を集めていました。

 姨捨駅は、東京から山梨、長野を経て会津若松に至るコースの途中停車駅。同駅到着は夜になるため、乗客はいったん列車から降りて駅に特設した専用ラウンジで日本三大車窓の一つとされる善光寺平の夜景を楽しみました。

 同駅はきつい勾配の途中にあるため、上ってきた列車はいったん反対方向の線路に入ってからバックして駅のホームに入る「スイッチバック」をします。駅に停車しない特急列車などはそのまま本線を上下して通過しますが、四季島は駅に入るためスイッチバック。「普通列車でしか体験できないスイッチバック」が豪華特別列車で体験できる面白さもセールスポイントにしています。

 四季島の乗客は1時間弱、姨捨駅にとどまった後、午後9時半ごろ出発。翌21日午前7時半ごろ到着予定の会津若松に向かいました。四季島は11月までほぼ毎週土曜日に運行すると見られています。1泊2日コースは上野~塩山~姨捨~喜多方~会津若松~上野と周遊します。秋までの1泊2日コースの料金は個室の利用内容などにより1人30~40万円台。

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■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説

最終更新:6/6(火) 6:02
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