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早期の利上げ予想、軟調なインフレを注視=ブレイナードFRB理事

5/31(水) 2:35配信

ロイター

[ニューヨーク 30日 ロイター] - ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事は30日、利上げはおそらく早期に行われる見通しとする一方、最近の軟調なインフレ指標が継続するようであれば、FRBは利上げを遅らせることが望ましいとの考えを示した。

理事は、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)への言及を避けながらも「金融緩和のさらなる解除がまもなく適切になると結論付けることが妥当」と語った。

その一方で、「雇用面での進展とインフレ面での進展不足との間で緊張が続くようなら、個人的に利上げに関する想定を見直す可能性がある」と指摘。「コアインフレ率が2%に向かう上で明らかに進展がみられないことは懸念要因だ」と述べた。

商務省がこの日発表した4月の個人所得・消費統計では、変動が大きい食品やエネルギーを除いたコアPCE物価指数が前年同月比で1.5%上昇した。ブレイナード理事はこれについて、FRBが掲げる目標を「大幅に下回っている」と述べた。

規模が4兆5000億ドルにのぼるバランスシートについて、FRBは年内に縮小に着手する計画があることを示唆。ブレイナード理事はこれにおおむね同意するとし、縮小は「自動操縦」的に行う必要があるとし、縮小は年内に開始されるとの見方を示した。

ただフェデラルファンド(FF)金利が金融政策運営の最も有効な手段になるとし、金融政策手段として「バランスシートは基本的にFF金利に準じるものであることに変わりはない」と述べた。

*内容を追加しました。

最終更新:6/11(日) 13:27
ロイター

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