ここから本文です

岡田将生と木村文乃W主演で「伊藤くん A to E」実写映画化

5/31(水) 7:00配信

映画ナタリー

岡田将生と木村文乃のW主演で柚木麻子による小説「伊藤くん A to E」が実写映画化されることがわかった。

【写真】原作小説「伊藤くん A to E」表紙(他1枚)

廣木隆一が監督を務める本作は、容姿端麗だが自意識過剰で無神経な“痛男”伊藤誠二郎と、かつて一世を風靡した脚本家・矢崎莉桜をはじめとする5人の女性たちを描いた恋愛映画。クズっぷりを発揮して女性たちを振り回す伊藤の視点と、伊藤のことで相談に来た4人の女たちにアドバイスをしながらも、陰で毒づく莉桜の視点の2つから物語が展開する。

関わる人すべてを不幸にする伊藤を演じる岡田は「伊藤には共感などは一切できず反感しかなかったです。それでも目が離せなくなり夢中に読んでしまいました。一言で言うとクズみたいな男ですね」とコメント。続けて「今まで培ってきたものを全て集約させて伊藤くんと心中する覚悟で臨みたいと思ってます」と意気込みを語っている。

一方、他人の不幸を利用してまで脚本家として復活しようとする“毒女”莉桜に扮する木村は「右に左に揺れる女性たちの実は一番の理解者で、去る者は追わないけど来る者も拒まない、傷つけている様で傷ついている独特の立ち位置の加減を上手く作り上げていけたらと思っています」と役について語り、「岡田将生さんとは初共演ですが忘れられない作品になれるように日々を積み重ねて行きたいです」と述べている。

「伊藤くん A to E」は7月下旬より撮影を開始し、2018年初春公開予定。

岡田将生 コメント
原作を読んでいたので、伊藤くんをやらせてもらえるのはとても嬉しかったです。
そして、また廣木監督とやれることが幸せだなぁと思いました。
伊藤には共感などは一切できず反感しかなかったです。それでも目が離せなくなり夢中に読んでしまいました。
一言で言うとクズみたいな男ですね。
本当にモンスターだなぁと思ってます。
今まで培ってきたものを全て集約させて伊藤くんと心中する覚悟で臨みたいと思ってます。
崩壊していていく様がとても重要だと思ってるので、とことん、矢崎莉桜と対峙していこうと思ってます。
木村さんには一度もお会いしたことがないのですが、いつかご一緒したいと思っていたので嬉しいです。
撮影中はクズで終わりたいと思ってます。

木村文乃 コメント
廣木監督とまたお仕事出来ることが楽しみです。こんなにもリアルで、痛くて、知りたくなかった「女であること」、を思い知らされる作品は他にはないと感じました。矢崎莉桜という、右に左に揺れる女性たちの実は一番の理解者で、去る者は追わないけど来る者も拒まない、傷つけている様で傷ついている独特の立ち位置の加減を上手く作り上げていけたらと思っています。伊藤くんは誰の中にもある、乗り越えるべきモノゴトを擬人化した姿なんだろうなと思っています。岡田将生さんとは初共演ですが忘れられない作品になれるように日々を積み重ねて行きたいです。

廣木隆一 コメント
女性の恋愛観だけではなく友情など本音トーク的な小説に惹かれ、恋愛で成長して行く女性達を描きたいと思いました。岡田くんは最近役の幅がどんどん広がっていくようで、どんな芝居をしてくれるのか楽しみです。木村さんには、本音なのか演技なのか、自然に大人の女性の内面をうまく出してくれたら面白いものになると期待しています。都会で暮らす女性の普段は口に出来ない会話のやり取りだったりで、少しでも女性の本音に迫れたらいいと思ってます。

柚木麻子 コメント
映画化のお話をうかがったとき、とても嬉しかったです。とはいえ、こんな最低男の話を誰が実写で見たがるんだろうか、という不安はあったのですが、岡田さんだったら、伊藤くんを演じても、憎々しさの中に品と説得力を持たせることができると思います。木村さんのような完璧な女性が、だらしない矢崎をどう演じてくれるのか? ワクワクしています。最低男を通じて連帯する女の子たちを描こうとした物語です。最高のキャストでの自作初映画化、こころから感謝します。

(c)「伊藤くん A to E」製作委員会

最終更新:5/31(水) 7:00
映画ナタリー