ここから本文です

【英国】米シティの債券分析事業など取得 ロンドン証取、情報サービス強化へ

5/31(水) 11:45配信

NNA

 ロンドン証券取引所(LSE)グループは30日、米金融シティグループから債券分析事業のイールドブック(The Yield Book)と債券指数事業のシティ債券インデックスを現金6億8,500万ドルで買収することで合意したと発表した。情報サービス部門および傘下の指数FTSEラッセル(Russell)のデータ分析能力を強化する狙い。
 取引は競争当局の承認を得た上で、年後半に完了する見込み。同社はこの取引により、2014年に買収したFTSEラッセルも含めた自社の指数に基づく運用資産額が約15兆ドルに拡大するとみている。同社は取引完了後の3年で3,000万ドルのシナジー効果と1,800万ドルのコスト削減が期待できるとする。
 シティ債券インデックスには、主要指数となっている世界債券指数(WGBI)などが含まれる。LSEの見積もりによると、買収対象事業の昨年のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は4,600万ドル、売上高は1億700万ドルだった。
 LSEの情報サービス部門担当取締役でFTSEラッセルの最高経営責任者(CEO)を務めるマーク・メイクピース氏は、「イールドブックとシティ債券インデックスの買収は、LSEの情報サービス部門の力強い成長の継続を支えるもの」と話している。[M&A]

最終更新:5/31(水) 11:45
NNA