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専用婚活サイトまで登場 歯科医師を悩ませる“深刻”嫁不足

5/31(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 歯医者さんの嫁不足が心配されている。

 厚労省の「医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、現在、国内の歯科医は10万2551人。その内訳は男性8万256人、女性2万2295人で、平均年齢は49.8歳と高齢化の一途だ。同じ職場には歯科衛生士や歯科助手といった女性もいるにはいるが、いかんせん規模が小さければ出会いの機会は限られてくる。

 世間も羨むセレブリッチなら引く手あまただが、街の歯科クリニックは乱立ぎみ。需要と供給のバランスで歯科医の平均給与は年々下がり続け、現在は残業代込みで621万円だ。もちろん、開業して数億円も稼ぐ歯科医もいるが、昔のようにみんなが外車に乗っているようなイメージはない。その影響もあってか、歯科医の生涯未婚率は、男性12.2%、女性11.9%(「就業構造基本調査」=その他の保健医療従事者)と上昇中だ。

 そこで登場したのが、歯科医院で働く人専用の婚活サイトである。インプラント器材や技工材料などを扱う通販サイト「歯愛メディカル」と結婚紹介サービス「パートナーエージェント」がタッグを組み、6万軒の会員病院向けに「Ciしあわせエージェント」を開設したのだ。

「最近の歯科クリニックは土日祝はもちろん、年中無休で開院しているところも増えています。働く人は不定休となり、異性と知り合うチャンスが少ないと聞きます。婚活サイトのサービス対象者は歯科医や歯科衛生士などの病院勤務者で、お見合いや交際、成婚までサポートいたします」(「パートナーエージェント」担当者)

 歯医者さんは夜8時で営業が終わっても、そこから勉強会や症例検討会があり、帰宅が夜10時を過ぎることもある。それで土日休みでないとなれば、適当な相手に巡り合えないのも当然。デパート社員も似た条件だが、三越伊勢丹HDの平均給与833万円(平均年齢46.1歳)と比べれば、この点でも歯医者さんは分が悪い。

 ちなみに、ドクターコースの場合、月会費は1万1800円(税抜き)。他に初回登録料1万円で、月8人まで異性を紹介してもらえる。歯医者さんの未婚問題は解決できるのだろうか。