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【楽天】守備的布陣でも先発全員16安打13点で巨人を圧倒

5/31(水) 6:06配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天13―5巨人(30日・Koboパーク宮城)

 パ・リーグ首位・楽天の強力イヌワシ打線が爆発した。6試合ぶりに4番に座ったウィーラーが初回、先制2ランを菅野から放つと、4点リードの6回には10号グランドスラム。さらに今季4度目の先発全員安打、16安打13得点で巨人を圧倒し、3連勝を飾った。

 楽天は容赦なく菅野に、そして巨人に襲いかかった。初回のウィーラーの2ランから勢いは止まることなく16安打13得点の大勝。試合前まで防御率1・58でセ・リーグトップだった菅野を攻略し、梨田監督でさえ驚きを隠せなかった。

 「日本を代表する投手だからね。完封勝ちも多いし。1試合、9イニングでなんとか2点取れるかどうかと思っていたけど、よく点を取ってくれた」

 流れを呼び込んだのはウィーラーだった。初回に菅野から先制2ランを放つと、4点リードの6回には戸根から10号満塁弾。5試合ぶりの1試合2発で6打点と大暴れした助っ人は「非常に気持ちよかった。試合を決めることができてよかったよ」と興奮冷めやらぬ様子だった。

 今季4度目の先発全員安打。菅野対策として一発のあるアマダー、今江の右打者を外して左打者7人を並べた先発は“守備的スタメン”だった。16試合ぶりの先発で今季初3番の聖沢が2安打を放てば、二塁の名手・藤田は5回に菅野から2年ぶりの一発となる2ランを放った。礒部打撃コーチからの指示は「チャンスは多くない。チャンスになったら腹をくくって思い切っていこう」だった。好投手だが、逆方向への打撃で逃げるのではなく、好機でフルスイング。守備でも存在感を示した藤田は「甘く入ってきたところをしっかり振り抜くことができた」と自画自賛だった。

 チャンスがあるからこそ、“脇役”も躍動する。43試合目でフルイニング出場はおらず、全試合先発もペゲーロとウィーラーのみ。この日ベンチ入りした16人の野手のうち、いまだに先発出場がないのは第3捕手の伊志嶺だけだ。梨田監督の「まだ慌てる時期じゃない。けがをして長い間いなくなると困る。みんな少しは休みながらやらないと」と、多くの選手に出番を与える采配が奏功している。

 試合前には本拠地開幕戦以来2度目となる全体ミーティングで指揮官は「ここまではいい戦いができている。交流戦も優勝を目標にやっていこう」とナインに訴えた。日本を代表するエースを打ち崩しての交流戦白星発進。「これを弾みにしてこれからもいいゲームをしていきたい」。首位を独走するイヌワシ軍団が、さらに勢いづいた。(安藤 宏太)

最終更新:5/31(水) 18:46
スポーツ報知

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