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【巨人】菅野、驚異的粘りの楽天打線に8失点 初回「茂木の10球」から相手に勢い

5/31(水) 6:06配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天13―5巨人(30日・Koboパーク宮城)

 巨人のエースがパ・リーグ首位・楽天打線の餌食となった。13年目を迎えた日本生命セ・パ交流戦が開幕。菅野は初回、ウィーラーに2ランを許すと、2、3、5回にも2点ずつ失った。昨年6月24日のDeNA戦(横浜)で9失点して以来の8失点で5回KO。2番手・戸根も打ち込まれ、被安打16、13失点で大敗した。チームは2度目の5連敗で借金2。DeNAに抜かれ、4位に転落した。

【写真】菅野、今季最短KO…10安打8失点もワースト

 敗戦の責任を背負い込んだ。スタンドの楽天ファンの大歓声が聞こえる球場外の駐車場。菅野は悔しそうに試合を振り返った。5回119球、ともに自身今季ワーストの10安打8失点で2敗目。7安打が2ストライク後だった。12球団トップのチーム打率2割8分3厘の驚異的な粘り、破壊力を見せつけられた。

 「やっぱり(楽天は)振れているなと。みんなが共通の意識の中で逆方向に徹底して打ってきていると感じました。特に直球を両サイドに投げることができなかったのが一番ですね」

 初回、先頭・茂木にファウル4球の後、10球目を左前安打。今季、菅野が1打席で要した球数としては阪神・鳥谷に並び最多タイだった。2死一塁からウィーラーに左翼席への先制2ラン。スライダーが真ん中に入った。初回27球。これも自身今季最多だった。

 味方が逆転した直後の2回は4安打2失点で再逆転を許した。追いついた直後の3回は3イニング連続となる先頭打者の出塁を許し、無死一塁から併殺コースのゴロをマギー、坂本勇がまさかの連続エラーで勝ち越された。4―6の5回2死走者なしでは7番・岡島に四球の後、藤田に直球を右越え2ラン。菅野はこの一発を特に猛省した。

 「打たれるにしても内容がある。5回は2死から下位打線に四球、本塁打。反省とか言う以前の問題。論外です。あれが中軸なら投げた球とかの反省とかもあるかもしれないですが。6―4でいっていたら分からなかった。全ての部分でかみ合わなかったですね」

 調整は万全だった。強力打線との対決に向け「どんな相手でも自分の投球ができれば抑えられると信じていますし、それだけの準備をしてきたつもりです」と決意を示していた。チームが4連敗で借金1で迎えた交流戦初戦。流れを変えようと強い気持ちで上がった。「ブルペンではそんなに悪くなかった」というが、捕手の小林も楽天の脅威を感じていた。

 小林「積極的にきたし、粘り強く、振ってくる打線でした。甘い球をしっかり捉えられた。失点しているので反省しないといけない」

 2番手の戸根と合わせてともにチーム今季ワーストの16被安打、13失点。5連敗となり借金2でリーグ4位に転落した。由伸監督は「こんなのは想定していない。特に菅野のときは。指名打者があるのでいけるところまでいってほしいと思っていた」と指摘した。

 「まだまだ戦いは序盤なので。しっかり整理してやっていきたい」と菅野。屈辱の敗戦を糧にすることを誓った。(片岡 優帆)

 楽天・茂木(菅野から初回先頭で左前安打を放つなど2安打1打点)「球界を代表するエースなので、簡単に三振したりアウトになったりして勢いに乗られるとよくないので、なんとか粘って打つことができた」

 楽天・ウィーラー「(チームは菅野に対して)初回に20球以上投げさせて打つことができた。本当に予想のできなかったこと。これが野球のおもしろいところ」

最終更新:6/8(木) 4:26
スポーツ報知

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