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【巨人】坂本、同点直後痛恨のエラー「何とかして止めないといけないところでした」

5/31(水) 6:06配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天13―5巨人(30日・Koboパーク宮城)

 G党の悲鳴は敵地の大歓声にかき消された。坂本勇は悔しそうに天を仰いだ。追いついた直後の3回無死一塁、マギーの失策でピンチが広がると、続く銀次が放った二塁ベース寄りへのゴロを、今度は坂本勇がファンブル。「イレギュラーといっても、あれは捕れる打球。何とかして止めないといけないところでした」。はじいたボールが外野へ転がる間に、決勝の走者が生還した。

 逆転優勝へ、交流戦で大きく流れを変えるつもりだった。「ここで勝たないと先はない。意識して勝ちにいかないといけない」。チームが乗り切れない中、そう呼びかけた。3回先頭では辛島の初球のカーブを右中間へ運ぶ二塁打を放ち、一時同点の足がかりを作った。しかし直後、失策の連鎖が勝敗を左右することになった。高橋監督も「2つ痛いエラーが出た」と渋い表情だった。

 昨季ゴールデン・グラブ賞の名手とはいえ、ミスは当然ある。坂本勇らしくなかったシーンは、その後だ。4点ビハインドの6回。戸根が無死満塁のピンチを招き、尾花投手コーチがベンチから出てきた際、内野陣がマウンドに集まる中で坂本勇だけが出遅れた。普段なら先陣を切ってマウンドへ歩み寄り、投手の尻をたたく男。どこか集中力を欠いているようだった。

 7回に中前適時打を放ち、15試合ぶりのマルチ安打。打線は15試合ぶりの2ケタ安打となる13安打で5点を挙げた。坂本勇ともども多少は復調の兆しを見せたが、チームを立て直すため、中心選手である坂本勇に求められるのは、打った打たないだけではない。

最終更新:6/8(木) 4:25
スポーツ報知