ここから本文です

稀勢の里、高安の大関昇進に「こんなにうれしいことはない」 横綱へ「一緒に」

5/31(水) 10:12配信

デイリースポーツ

 大相撲の高安が大関に昇進することが31日、正式に決定し、都内のホテルで大関昇進の伝達式が行われた。高安は「大関の名に恥じぬよう正々堂々精進します」と口上を述べた。高安の兄弟子で、稽古をつけてきた横綱稀勢の里も晴れ姿を見守り、「こんなにうれしいことはないですね」と満面の笑みを見せた。

 自身が横綱に昇進した際は、「高安を大関に引き上げることも使命」だと話していた。思いが成就し、稀勢の里は「大関の次はもう一つ上がありますから、一緒に目指していければいいと思います」と、今後も切磋琢磨していくことを誓った。

 最近の稽古ぶりから、大関昇進は「これはあるんじゃないかと。あるというのは稽古をしていて確信していた」という。「一番肌身で感じているんですけど。全身、下から突き上げる力、全身の力をやっぱり感じて」と、成長を実感していた。

 今後へ「口上の通り、正々堂々といい相撲をとってもらいたいと思います」と願った。「彼らしい口上だったと思いますし、そういう大関になっていけば、おのずとまた一つ上が目指していけると思います。またしっかりけいこをして上を目指せるように。自分も力をつけていきたいと思っています」と今度は横綱昇進を後押しすべく、決意を口にした。

 1月の、自身の横綱昇進伝達式では言葉に詰まる、いわゆる“かんで”しまった。この面でも「素晴らしいんじゃないですかね。僕はかんでしまったので。反面教師で」と絶賛していた。

 また、左上腕部付近のけがのため夏場所を途中休場したが、名古屋場所へは「彼が頑張ってくれればいいんじゃない?」とジョークまじりに語った。「僕はいいんじゃない。今日は」と自身の体調については語らなかった。