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中国製造業PMI、5月は51.2で横ばい 鉄鋼業が回復

5/31(水) 10:47配信

ロイター

[北京 31日 ロイター] - 中国国家統計局が31日発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.2と、前月比横ばいだった。ロイターがまとめたアナリスト予想の51.0を上回った。

鉄鋼産業が大きく回復した。中国当局が金融リスクの抑制に取り組む中、景気が減速するのではないかとの懸念を緩和する形となった。

50が景気拡大・悪化の境目となる。4月のPMIは6カ月ぶりの低水準だった。

内訳は、新規受注指数が52.3で、前月から横ばい。輸出受注指数は0.1ポイント上昇の50.7。外需の底堅さが浮き彫りとなった。

生産指数は53.4。前月の53.8から低下したが、依然50を上回っている。

中国物流購買連合会(CFLP)がこの日発表した鉄鋼業購買担当者景気指数(PMI)は、新規受注の伸びを背景に、1年ぶり高水準となった。建設産業の需要が依然堅調なことが明らかになった。

PMI統計の内訳では、雇用指数が49.4と、前月の49.2から上昇。原材料在庫指数は48.5、前月は48.3だった。

投入価格指数は49.5に低下。4月も51.8に低下していた。商品価格の低迷が影響した。産出価格指数も47.6と、前月の48.7から低下した。

国家統計局がこの日発表した5月の非製造業PMIは54.5と、4月の54.0から上昇した。

中国では昨年、賃金水準が上昇し消費者の購買、旅行、外食機会が増加。サービス部門は経済全体の半分以上を占めた。政府は輸出や投資への依存脱却により経済成長モデルのリバランスを目指す中、サービス部門と消費の拡大を重視している。

*内容を追加しました。

最終更新:6/11(日) 15:04
ロイター