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【全仏テニス】錦織「最後まで危なかった」初戦格下に第1セット先取され3時間熱戦

5/31(水) 5:03配信

スポーツ報知

◆テニス4大大会第2戦 全仏オープン第3日 ▽男子シングルス1回戦 錦織圭3―1タナシ・コッキナキス(30日、パリ・ローランギャロス)

【写真】錦織、195センチのサーブ対策

 【パリ30日=大和田佳世】男子シングルス第8シードの錦織圭(27)=日清食品=は、1回戦でタナシ・コッキナキス(21)=オーストラリア=を4―6、6―1、6―4、6―4の逆転で下し、3年連続で1回戦を突破した。

 錦織は初戦から3時間2分の熱戦を強いられた。初対戦のコッキナキスにてこずり、喜びは少なく引き揚げた。「最後まで危なかった。自分のリズムがつくれなかった」と反省した。

 前日まで続いた30度を超す異例の暑さから、気温は20度前半まで一気に下がった。時折、円形のコートをぐるりと囲む各国の国旗を風が揺らし、涼しい気候になった。

 第1セットは直前のジュネーブ・オープンでも不調だった第1サーブの確率が56%で、ダブルフォルト4本と苦しんだ。リターンでも、身長196センチから打ち下ろされる200キロ超えのサーブを読み切れず、反応が後手に回った。ショットでもラインを割ったり、ボレーを決めきれなかったり、精度が上がらない。温度や湿度で影響を受けるガットを何度も気にし、劣勢を抜け出せず落とした。

 1―1に戻した第3セットは0―3から2―3まで挽回。ブレイクのピンチをバックハンドで決定打を決めて脱すると「カモーン!」と、この日一番の雄たけびを上げた。「0―3からカムバックできたことが大きかった。そこから波に少しずつ乗れた」と振り返った。

 1日に行われる予定の2回戦では、地元フランスのJ・シャルディーとの対戦になった。ジュニア時代からのライバルには過去5勝2敗で、1月の全豪オープンでも2回戦でストレート勝ちした。「サーブとフォアがある選手。気をつけながらプレーしたい」と話した。

最終更新:6/1(木) 2:44
スポーツ報知