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「選挙に弱いNMB」は変わるか…吉田朱里&白間美瑠に注目

5/31(水) 12:03配信

デイリースポーツ

 もはや初夏の恒例行事となった感すらある、AKB48の選抜総選挙。9回目を迎える今年は、6月17日に沖縄で開票イベントが行われる。30日に投票が開始され、31日夜には順位速報を発表。話題の中心は、やはり“絶対女王”のHKT48・指原莉乃(24)の3連覇となりそうだ。

【写真】「豆腐プロレス」でコスチュームを披露する白間

 その裏で、選抜総選挙に「弱い」との評価が定着してしまっているのが、大阪・難波を拠点とするNMB48。デビューした11年の第3回から参加しているが、過去に選抜(16位以内)入りを果たしたのは、キャプテンの山本彩(23)と、すでに卒業した渡辺美優紀(23)のみ。今年は山本が不出馬のため、初参加のSTU48を除くと、姉妹グループで唯一、選抜経験者がいないことになる。

 実際、CDセールス自体は、他の姉妹グループに比べて悪いわけではない。特に山本は、全グループを通じても握手会人気はナンバー1と評判だ。それでも総選挙になると、不思議と票が伸びない。その点を気にしているメンバーは多く、「NMBのCD以外は買わないというファンの方も多い」「NMBは意外に人見知りが多くて、アピールが上手じゃない」などと理由を分析していた。

 その上で“歴史を変える”可能性を秘めているのが、ともに1期生の吉田朱里(20)と白間美瑠(19)。2人の共通点は、これまでNMBにあまり見られなかった「外仕事」の多さにある。

 モデル系のルックスに定評のある吉田は、美容関係への造詣が深く、メンバーから「女子力オバケ」と称されるほど。その特技を生かし、動画サイト「Youtube」で公式チャンネルを開設し、女性向けにメークのコツなどを紹介。登録者は20万人を超えている。昨年末のNHK紅白歌合戦では、グループ全体の「夢の紅白選抜」で6位に入り、関係者をも驚かせた。

 吉田の過去最高順位は、第5回の50位。ファン層が女性中心のため、人気が総選挙の投票にそのまま直結するとは限らない。だが仮に、チャンネル登録者が全員、1票ずつを投じたとすると、女王・指原すら脅かすだけの存在になり得る。

 一方の白間は、独特のアイドルらしいキャラクターに加え、ルックス面でも関係者の評価は、全グループでトップクラス。だがここまで、まだ今ひとつ殻を破れていない。昨年は24位に食い込んだが、選抜入りを狙っていた自身は、悔しさを隠しきれなかった。

 そんな白間は現在、テレビ朝日系で放送中のドラマ「豆腐プロレス」に出演。重要な役どころで、全国のファンへのアピール度は高い。今年は山本が出馬せず、山本に投じられる予定だった票が他のメンバーに流れる可能性は十分あるだけに、次世代エース候補と目される白間に票が集中すれば、初の選抜入りは濃厚だ。

 地域柄、仕事が関西ローカルに集中してしまうこともあり、全国的な知名度につながりにくいのが、NMBの弱点でもある。その弱点をカバーすることに成功した2人が、どれだけ順位を伸ばしてくるか。今後のグループ全体の経営戦略にも影響してきそうだ。

 その他にも、個性的なメンバーがそろうNMBにあって、個人的に注目しているのが、太田夢莉(17)と久代梨奈(18)の3期生コンビ。太田は「1000年に1人の美少女」の異名を取る橋本環奈(18)の向こうを張って「私は1万年に1人」と楽屋で発言したことを暴露されて話題となったが、現在はその表現にふさわしい美少女となったと評判だ。久代は今年、チームB2のキャプテンに就任。パフォーマンスの評価は高く、「舞台に上がると人が変わる」とメンバーからの信頼も厚い。

 彼女たちの躍進も、NMBの“底上げ”には必須。選挙のたびにささやかれる「弱さ」を返上できるか、期待が集まる。(デイリースポーツ・福島大輔)