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個人所有の文化財搬出 大熊居住制限区域で町職員ら

5/31(水) 10:08配信

福島民報

 福島県大熊町は30日、東京電力福島第一原発事故に伴う居住制限区域の同町大川原地区で、民家に残され劣化が懸念される文化財を回収・保管するレスキュー活動を繰り広げた。
 町職員や文化財保護協力員5人が田村市船引町に避難している石田宗昭さん(78)宅を訪れ、江戸時代末期ごろの食器、たんす、農機具など約30点を運び出した。
 先祖が相馬藩の士族という石田さんは「このまま避難が続けば、大熊町はなくなってしまうという危機感を持っている。歴史あるものを将来に引き継いでほしい」と願った。
 町は昨年度からレスキュー活動を実施している。運び出した文化財を町内の別の場所で保管し、将来的に公開する予定。

福島民報社

最終更新:5/31(水) 11:47
福島民報