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【安田記念】エアスピネル、坂路で好反応1馬身先着!勝負仕上げだ

6/1(木) 7:12配信

スポーツ報知

◆安田記念追い切り(5月31日・栗東トレセン)

 春のマイル王決定戦、第67回安田記念・G1(4日、東京)の追い切りが5月31日、東西トレセンで行われた。昨年の3冠レースで〈4〉〈4〉〈3〉着だったエアスピネルは栗東・坂路の併せ馬を好時計で先着。悲願のG1取りへ、陣営の工夫が反映された。

 こんなもんじゃない。エアスピネルに対する悶々(もんもん)とした思いを、笹田調教師は調教の刺激に変えてスパイスを加えてきた。栗東・坂路でのシホウ(6歳1600万)との併せ馬。4馬身近く後方から追走して、ラスト100メートルあたりで仕掛けると好反応で伸びて1馬身先着した。

 51秒8―12秒6の好時計も、もともと動くこの馬にしては強調するほどのものではないが、微妙なさじ加減が施された。24日の1週前でマークした50秒8は自身の自己ベストに0秒1迫るもので、その日の栗東・坂路の一番時計。調整は至って順調で、この日のポイントはトレーナーのコメントに明確に示された。

 「先週いっぱいにやっているので、今日は余裕をもたせてやった。ただ今までよりは少し速い時計の指示を出した。この馬の性格から、もっときつく苦しめてやろうと。少し苦しい思いをさせて、レースで全力を出せるようにと考えた」

 デビューからの11戦すべてで掲示板を確保。2走目からすべて重賞で、うち4走がG1だから大したものだ。だが、笹田師にしてみればもどかしい。「どんな時でも、安定して走る。ただもっと出せる力があると思うが、精神面がもう少しなのかなと。前走(読売マイラーズC2着)でも、結果的には4コーナーでの内、外のコース取りの差。まだこの馬自身、幼さがあって馬を頼ってしまう」

 悲願である頂点を見据えて、まさに勝負仕上げを施した。悔いはない。「G1を目指して、この春を戦ってきた。何とかそれに応えられるよう調整してきたつもりだし、あとは馬を信じたい」と笹田師。善戦は、もういらない。勝利だけを求めて送り出す。(宮崎 尚行)

最終更新:6/1(木) 7:12
スポーツ報知

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